学習方法の選択
宅建に限らず、受験学習の方法としては、独学と資格学校への通学、
そして、通信講座への受講の3パターンに大別されます。
どの方法を選択するかは、みなさんの経済状態や受験学習に充られる時間にも
よりますが、宅建を受験する方の大半は社会人です。
このサイトでは、社会人に適した学習という視点で
各種学習方法を分析したいと思います。
独学は利点が欠点に転じる諸刃の刃
まず、独学ですがその利点は何と言っても学習費用の格安さです。
最低限必要な教材は、「基本テキスト」と「過去問題集」の2冊のみ。
2冊合わせても5,000円程度で済むはずです。しかし、この教材選びが問題です。
例えば「最短合格!」などを謳うテキストは、その対象が初学者ではなく経験者に向けた物だったりと、未経験者にとっては最適なテキストを選ぶことが困難なのです。
また、独学におけるもうひとつの利点に挙げられるのが、
好きな時間に自分のペースで勉強が進められるということ。
確かに、社会人は平日の昼間は仕事があるため、自由度の高い独学は魅力的です。しかし、テキストは適切な勉強スケジュールの提案も、
モチベーションも維持してはくれません。
いつしか「今日は疲れてから、明日頑張ろう」となり、それが続けば「来月から頑張ろう」や、最後には「受験は来年を目指せばいい」という、〝負の独学スパイラル〟に
陥りがちです。しかも、投資額も格安となれば、「辞める言い訳」は整ったも同然。
独学における『低費用と自分のペースで学習できる』というメリットは、
簡単にデメリットにも転じる、諸刃の刃なのです。
資格学校は費用と通学に難あり!
対して、より費用面と時間面で縛りがキツいのが資格学校への通学です。
そのメリットとしては、現役の宅建取得者による
実務経験を交えた講義を受けられること。
疑問点や不明点をその場で質問し解消できること。
そして、志を同じくする他の受講生と机を並べることでライバル心が芽生え、
モチベーションを維持しやすい環境で学習できるということがいえます。
一方、通学におけるデメリット、その筆頭はやはり受講料です。
大手資格学校の宅建講座ともなれば、
初学者を対象とした講座の受講料は確実に10万円以上。
学校を構え、講師に授業してもらうため経営的にも
これ位の受講料は必要なのは理解できます。
しかし、不況の嵐が吹き荒れる今、20代はもちろんのこと、
30代であれ10万円以上の出費はかなり厳しく、一般的なサラリーマンにとっては
現実的ではないといえるのではないでしょうか。
また、通学自体も大きなネックです。
公務員やでも無い限り、決まった時間に退社することなどあり得ません。
多くの社会人が講義の開始時間に間に合わないという問題に直面しています。
また、講義に遅れることで学習に付いていけなくなり、
それが重なれば挫折にもつながることでしょう。
また、通学といえば往復の交通費も無視できません。
地方に進出する学校であれ、その所在地は都市部や市街地のみ。
自宅や勤務先が学校から離れている場合、
その労力と交通費はかなりのものとなるでしょう。
通信講座が社会人に最適な学習法!
最後に通信講座のメリットとデメリットを検証してみましょう。
メリットとしては、資格学校に比べ受講費用が安いということ。
大半の通信講座の受講料は5万円程度と資格学校の半額程度で、
社会人が無理なく投資できる額。
テキストなどの教材も通信講座だからこその工夫が盛りだくさん。
イラストや図を多用しポイントにはカラーで強調するなど、
わかりやすく構成・編集されたテキストをはじめ、
テキストと連動し講師が講義を行うCDやDVDといったメディア教材も用意。
また、先進的な通信講座では、携帯電話やパソコンのネットを利用した
カリキュラムも存在するなど、受講生がスムースに学習できるよう、
創意工夫を凝らした教材が用意されています。
また、通学の必要がなく、独学同様に自分の好きな時間に
自分のペースで勉強できるのも社会人にとって大きなメリット。
独学ではデメリットにも転じやすいと指摘しましたが、
5万円程度を投資しているという金額的な縛り。
そして、各講座では、学習スケジュールの立て方や学習方法、そして、
モチベーションを維持する方法を提案するなど、挫折を未然に回避する通信講座ならではのノウハウも存在と、デメリットに転じる危険性は独学より格段に低いのです。
では、通信講座におけるデメリットとはなんでしょうか。
それは、不明点や疑問点を、その場で解消できないことにつきます。
しかし、各講座にはサポート体制が敷かれており
通常無料で複数回の無料質問権利が与えられています。
なかには、メールにより質問した翌日には解答が戻ってくるという、
迅速な対応を行う通信講座もあり、大きなデメリットとは言えないかもしれません。
費用、時間的拘束、モチベーションの維持。それら要素を検討した結果、
社会人に最適な学習方法は通信講座となりそうです。
もちろん、通信講座も様々ですので、
受講前には資料を請求し各講座を比較し検討することが大切です。
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